【スポニチ大会】大阪桐蔭出身SUBARU・海老根2安打衝撃デビュー　選抜出場の後輩にもエール

スポニチ創刊75周年記念JABA東京スポニチ大会第1日　B組   SUBARU（1勝）6―4東京ガス（1敗） （ 2023年3月6日    等々力 ）

＜東京ガス・SUBARU＞勝利し、スタンドに向かって手を上げるSUBARU・海老根（撮影・木村　揚輔）　
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　大阪桐蔭出身のSUBARUの新人・海老根が公式戦デビューで2安打と躍動。右中間フェンス直撃の二塁打も放ち「本当に野球って面白いなと思えた」と笑顔で振り返った。

　第1打席こそ三振に抑えられたがここから高い修正力を見せる。「狙いにいった球は悪くなかった。粘っていければ」と、第2打席は追い込まれながらもチェンジアップをうまく拾って左前打。衝撃は8回の第3打席。「少し遅れたかなと思った」と振り返ったが、直球をはじき返した打球は右中間フェンス直撃。この一打で勢い付いたSUBARU打線はこの回に逆転し、冨村優希監督も「たいしたもんだ。今日は海老根に救われた」と称えた。

　今後は好投手を多数擁する名門・トヨタ自動車との対戦も予定されているが「好投手との対戦は楽しみ。初球からアグレッシブに振っていければ」と、さらなる飛躍を誓った。

　また、母校の大阪桐蔭は18日開幕の選抜に出場する。連覇を目指す後輩たちに向けては「初めて甲子園を経験する選手も多いので2連覇をプレッシャーに感じずに、挑戦者の気持ちで戦ってほしい」とエールを送った。
（村井　樹）