日本ハム西村天裕とロッテ福田光輝がトレード 両球団発表、新庄監督今オフ4件目 福田「新しい自分に」

[ 2023年3月6日 14:55 ]

日本ハム・西村天裕投手(左)とロッテ・福田光輝内野手
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 日本ハム・西村天裕投手(29)とロッテ・福田光輝内野手(25)の交換トレードが成立したことが6日、分かった。両球団が発表した。新庄剛志監督は昨シーズン終了後の10月24日からトレードを積極的に行い11月4、14日と短期間に3連発。今回で4件目のトレード補強となった。

 西村は球団を通じてコメントを発表。「5年間素晴らしい環境でプレーさせてもらい、感謝しています。大した成績を残せなかったですけど、ファンの皆さんに応援してもらったことは忘れません。1年目に2試合連続で初勝利、初ホールドを記録した時の大きな声援は鮮明に覚えています。同じパ・リーグですし、エスコンフィールドで投げて、あいつ頑張っているなという姿を見せたいです。マリーンズでは、チームの力になれるよう一生懸命腕を振りたいと思います。皆さんに応援していただけるよう頑張ります。また球場でお会いしましょう」と新天地での活躍を誓った。

 西村は、NTT東日本から17年ドラフト2位で日本ハムに入団。最速154キロを誇る右腕は、19年には自己最多の35試合に登板するなど、主に中継ぎとして通算122試合に登板し、3勝2敗、12ホールドを挙げている。福田は大阪桐蔭から法大を経て、19年ドラフト5位でロッテ入り。新人だった20年3月14日の中日とのオープン戦では、先頭打者本塁打から2打席連続本塁打を放ち、新人ではドラフト制以降、初の快挙を達成した。同年7月1日の楽天戦で初安打をマーク。プロ通算は28試合に出場。ともに新天地での活躍が期待される。

 福田は大阪桐蔭高から法大を経て19年ドラフト5位でロッテ入り。プロ通算は28試合に出場し、41打数5安打、打率・122。球団を通じて「3年と少しの期間でしたが、応援ありがとうございました。ZOZOマリンスタジアムでスタメンをコールされて、ベンチから守備位置まで走っていく時の独特の雰囲気がボクは大好きでした。いろいろな人にサポートをしてもらい、応援してもらった中で、結果を残せなかったことはとても心残りですが、新しいチームで新しい自分になって、力を出し切れるように頑張りたいと思います」とコメントした。

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2023年3月6日のニュース