大谷翔平が規格外3ラン 左膝ついて右手一本も…バックスクリーン弾「時差ぼけで体調100%ではない」

[ 2023年3月6日 18:58 ]

侍ジャパン強化試合   日本代表-阪神 ( 2023年3月6日    京セラD )

強化試合<神・侍>3回2死一、二塁、大谷は3点本塁打を放つ(撮影・平嶋 理子)
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 侍ジャパンの大谷翔平投手(28)が6日、阪神との強化試合に「3番・DH」で先発出場。第2打席はバックスクリーンに飛び込む3点本塁打を放った。

 3回2死一、二塁の好機で迎えた第2打席。阪神先発・才木に1ボール2ストライクと追い込まれた4球目。外角低めに外れるフォークに泳ぎながら、最後は左膝をついて右手一本で捉えた。

 明らかに体勢を崩された大谷。だが、打球はグングン伸びていき、バックスクリーンに飛び込む衝撃の一発となった。この打球に球場だけでなく、ベンチからもどよめきと衝撃を与えた。

 どよめきの収まらない中、大谷は一塁を回った際に、侍ジャパンのベンチに向かって左手を上げて応えた。そしてダイヤモンドを一周して笑顔でベンチに戻りナインとハイタッチを交わした。

 驚愕の本塁打を放った大谷は「時差ぼけで体調100%ではなく、甘い球を打ち損じるのは気になりますが、打ったのはスプリットで良いスイングができました」とコメントした。

 大谷は試合前練習でのフリー打撃では24スイングで柵越え6本。右翼5階席に飛び込む140メートル弾2本を放つなど観客の度肝を抜いた。そして、この日からメジャー組の実戦出場が可能となり、1974日ぶりとなった日本での試合。日本中が注目する中、第1打席目は空振り三振だった。

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