【侍ジャパン】サポート侍の万波 大谷翔平に「ぶったまげた」代表活動は「貴重な2日間」と感謝

[ 2023年3月4日 23:36 ]

侍ジャパン壮行試合   日本代表4-1中日 ( 2023年3月4日    バンテリンD )

壮行試合<中・侍>8回無死一塁、万波は2点本塁打を放つ(撮影・平嶋 理子)
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 3月9日開幕の第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で世界一奪回を目指す野球日本代表「侍ジャパン」は4日、バンテリンドームで行われた壮行試合で中日と対戦。サポートメンバー・万波中正(22)が2ランを放った。

 6回近藤の代走から出場すると8回、無死一塁の第1打席で中日3番手・仲地の初球を完璧に捉えバックスクリーン左に運び「行ったかなって感じです」と手応え十分な一発だったと笑顔で振り返った。

 試合前練習では日本ハムの先輩でもある大谷翔平のフリー打撃を観察。軽々とスタンドに放り込む姿に「ぶったまげた」と目を丸くし「皆、感想一つしかないでしょ。すごい音するな。あんなに打球飛ぶんだって。本当にすごいなって。今まで僕が見た打撃練習で1つも2つも上の次元」とただただ驚かされたという。

 そして「トラックマンで打球速度とか測ってたりもして飛距離もすごいし、速度もすごい。すごかったですね、やっぱり。ちょっとでも近づきたいし、もはや、そういう次元の打撃をしてみたい」と目を輝かせ「そういう衝撃はもちろんありましたし、改めてもっともっと練習して、もっともっとトレーニングして、ご飯もいっぱい食べて、ああいった打球を打てるようになりたいって強く思いました」とさらなる成長を決意した。

 大谷とはあいさつ程度で深く会話をすることはできなかったものの「“ナイスバッティング”ってハイタッチしたりとか日本にいてもそういうタイミングってないと思うので、貴重な2日間でした」と野球少年のように喜んだ。

 2日間の代表での活動を振り返り「皆さん、気さくに話しかけてくれましたし、練習から球界でもトップの皆さんとやらせていただいて、見て学ぶことも多かったし、何人かにはバッティングの話もさせてもらいました。本当に2日間、ホームラン含めて良い時間になりました」と感謝。貴重な経験を飛躍につなげてみせる。

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