市尼崎元コーチに6カ月謹慎処分　選手らにサイン盗みを持ちかける

　日本学生野球協会は3日、都内で審査室会議を開き、高校8件、大学1件の処分を決めた。高校では、選手らにサイン盗みを持ちかけたとし、市尼崎（兵庫）の当時のコーチに6カ月の謹慎処分。事案が20年9月だったため謹慎期間は同年10月1日から21年3月末まで。コーチは退任した。

　豊南（東京）ではコーチが暴言や体罰などで22年12月26日から6カ月、監督は報告義務違反などで今年2月20日から2カ月の謹慎。久御山（京都）は部員がパチンコ店で遊んだり、現金を賭けてトランプゲームをしたりしたとして、2月23日から1カ月の対外試合禁止処分を受けた。