村上宗隆「WBCやっと出られる」　イチローの活躍刺激に小学生からの夢実現へ「日の丸への思い強かった」

4日放送のTBS「バース・デイ」はWBCの侍ジャパンのメンバーとして世界一奪還を目指すヤクルト・村上に密着した（C）TBS
Photo By 提供写真

　3月9日開幕の第5回ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）で世界一奪回を目指す野球日本代表「侍ジャパン」の主砲・村上宗隆内野手（23＝ヤクルト）が4日放送のTBS「バース・デイ」（土曜後5・00）に出演。番組ナビゲーター・東山紀之（56）との対談が実現した。

　村上は東山から「元々WBCを見てから野球に対する憧れが強くなった?」と質問されると「それが一番です。イチローさんのあのセンター前ヒットを見て、小学校4年生だったんですけど、すごく興奮しました」とコメント。09年第2回WBC決勝の韓国戦、3―3の同点で迎えた延長10回に決勝タイムリーを放ったイチローの雄姿を振り返り「ガッツポーズをしないところがカッコよかったです」に目を輝かせた。

　このイチローの活躍から小学校の卒業文集には「WBCに選ばれて世界で活躍したい」と記したという村上だが自身は中学、高校と日本代表には選出されず。「僕自身何度か日の丸をつけるチャンスがアマチュア時代にあったんですけど、選考で落ちてなかなかつけられなかったんで、すごく日の丸に対しての思いも強かった」と明かした。

　その後念願の侍ジャパン入りを果たし「WBCに出たいと思ってたんで、やっと出れるなって」と喜び。「世界一を獲ることしか見てないですし、それが可能なメンバーだと思うのでなんとかそこに貢献して世界一を獲りたいなっていう思いです」と意気込みを語った。