【侍ジャパン】山川 4試合無安打でバット変更「戻してみます」 大谷160m弾には「バイバイって感じ」

[ 2023年3月4日 23:44 ]

侍ジャパン壮行試合   日本代表4ー1中日 ( 2023年3月4日    バンテリンD )

壮行試合<侍・中>2回、山川は空振りした際に、勢い余ってヘルメットを飛ばす(撮影・椎名 航)
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 9日開幕の第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で世界一奪回を目指す野球日本代表「侍ジャパン」は4日、バンテリンDで行われた壮行試合で4―1で中日に快勝。山川穂高内野手(31=西武)は「6番・一塁」で先発出場し4打数無安打だった。

 これで2月のソフトバンクとの壮行試合から4試合で12打数無安打1四球。「率直に言うと、バットくり抜いたやつが軽くなりすぎて、去年と変えたんすよ。だから戻してみます」と昨季のバットに戻す考えを語った。

 山川は速球への対応力向上を目的に、キャンプから20グラム軽量化した900グラムの新バットを使用している。「ちょっと振れすぎるのと、自分の思ったところとバットが合ってないかなと思う」と違和感を口にし、「ヒット出てないというよりも、感覚としてなんか薄い、当たりが薄いのがすごい気になる」。あす5日に工場に問い合わせて取り寄せるといい、「焦ってるかといったら別に焦ってることもそんなに。まあ、打たなきゃいけないなとは思うんですけど。バットを戻して打てなかったら、もうある程度あきらめますけど」と話した。

 試合前には大谷がフリー打撃を実施し、27スイングで9本の柵越えを披露。13スイング目にはバンテリンドームの右翼5階席に到達する推定飛距離160メートル弾を放った。山川も見守ったが「あれはもう、いいです。あれは僕は知ってました。さらにレベルが上がってるし、もうあんなのは勝負にならない。バイバイって感じです。はい、かないません」と脱帽の様子。大谷とバッティング談議をしたそうだが、「ただ、僕はメジャー行ってないし、日本の感覚があるんで。僕はこれから先もメジャー行く気もないんで、自分もやることっていうの、そんなに聞いたからどうとかっていうのはないです」と話していた。

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2023年3月4日のニュース