侍・近藤　4戦連続安打にも平常心　大谷には「変わらず生意気なガキ」

侍ジャパン壮行試合   日本代表ー中日 （ 2023年3月4日    バンテリンD ）

壮行試合＜侍・中＞3回、近藤は先制の適時二塁打を放つ（撮影・椎名　航）
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　3月9日開幕の第5回ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）で世界一奪回を目指す野球日本代表「侍ジャパン」は4日、バンテリンドームで行われた壮行試合で中日と対戦。近藤健介外野手（29）は先制適時二塁打を含む3打数2安打と好調ぶりをアピールした。

　壮行試合3試合で無安打の山田に代わりこの日は1番で先発。0―0の3回2死三塁の第2打席では2ボールからを中日・大野雄の3球目を中堅左へ先制の適時二塁打を放った。

　「いい場面でしたし、流れも昨日からあまりよくなかったので何とか一本出てよかった」と4試合連続安打となる適時打に安堵し「1番・中堅」には「何番を打っても自分のスタイルは変えるものではない。つなぐ役割を意識したい」と平常心を強調した。

　6回には2番手の柳から右中間フェンス直撃の二塁打を放ち、代走の万波と変わりベンチに退いた。カブス・鈴木誠也のWBC辞退が決定した中、外野の中心的存在として確かな存在感を発揮している。

　3日から合流した日本ハム時代からの後輩・大谷に対しては「進化しているな、というのが率直な印象」としながら「変わらず生意気なガキですね」と話し笑わせた。