朝原宣治氏　大谷翔平は陸上100メートル「11秒台では走りそう。うまく体使ってる」

大谷翔平
Photo By スポニチ

　陸上100メートルの元日本記録保持者の朝原宣治氏（50）が4日、YouTube「谷繁ベースボールチャンネル」に出演。侍ジャパンの大谷翔平投手（エンゼルス）の走りについて解説した。

　朝原氏は「あんなに大きいのに凄くうまく体を使って、きれいに走っている」と称えた。

　ベースランニングでの判断のため、塁間で特性が出るという。一塁まではスイング直後のため乱れているが、「一塁から二塁に行くときは整った走り方をしている」。さらに二塁から三塁へ向かうときは「1回ぴょんと跳んで降りてやっている」と、伸張反射も利用していると指摘した。

　100メートルを走った場合の記録を聞かれると「11秒台では走りそうな気がする」としたが、「僕らは60メートルでトップスピードになる。そこからが大事。野球選手がそこからどうなるかは分からない」と言葉を濁した。