明大のドラフト候補・蒔田が今季初先発　6回1失点も5四球を反省

大学野球オープン戦   明大8―2東京経済大 （ 2023年3月4日    明大G ）

東京経済大戦に今季初先発、6回を3安打1失点に抑えた明大・蒔田
Photo By スポニチ

　明大の村田と並ぶドラフト候補の蒔田稔投手（新4年＝九州学院）が今季初先発。東京経済大を相手に6イニングを投げ3安打、5奪三振、1失点に抑えた。まずまずの投球ながら蒔田は渋い表情。「ブルペンではボールも低めにいっていたんですが、試合では高めにすっぽ抜けたりしてしまって。ヒットは3本でも5四球はダメですね」と反省しきり。2月26日に駒大とのB戦（控え組）に2イニングを投げ中5日で登板。ストレートも143キロと物足りなかった。

　2月初旬に腰を痛めしばらく別メニューを余儀なくされた。その影響もあったようだが、言い訳にはしなかった。今季はプロがかかる最終学年に加え、村田と明大のエース背番「11」争奪戦となる。これからのオープン戦の結果で「どちらがつけるか」（田中監督）とじっくり内容を吟味して与える予定だ。もちろん蒔田も百も承知で「これからエンジンをかけていきます」とやる気をみせていた。