【侍ジャパン】佐々木朗希が大谷に並ぶ日本選手最速165キロ「意識しなかったけどボール自体がよかった」

[ 2023年3月4日 22:30 ]

侍ジャパン壮行試合   日本代表4―1中日 ( 2023年3月4日    バンテリンD )

壮行試合<侍・中>ヒーローインタビューで笑顔を見せる佐々木朗(左)と岡本和(撮影・会津 智海)
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 侍ジャパンの佐々木朗希投手(21)が先発して、3回1安打無失点。WBC本戦前の最終登板で盤石な投球を見せた。

 お立ち台では「最高です。本戦前最後の登板だったので自分の投球投げようと思った」と笑顔を見せた。

 圧巻は初回2死一、三塁で迎えたアキーノへの4球目。自己最速となる165キロを記録し、バンテリンドームのスタンドをどよめかせた。

 アキーノを164キロ直球で空振り三振でピンチを切り抜けると、2回は先頭の高橋周を四球で出したが後続を併殺で断つなど、危なげない投球で3回を無失点。53球を要したが、1安打2四球で3三振を奪う内容だった。

 同じ岩手出身で、憧れの大谷翔平に並ぶ日本選手最速タイの165キロにも「意識しなかったけどボール自体がよかった」と涼しい表情を浮かべた。

 ベンチでは同学年のオリックス・宮城の帽子を奪って隠したり、笑顔でリラックスした様子。1次ラウンド・チェコ戦(東京)の先発が濃厚な令和の怪物がに死角はない。

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2023年3月4日のニュース