侍・岡本和 お立ち台で“棒読み”の「最高です」連発にスタンドから笑い チーム本塁打1号

[ 2023年3月4日 22:01 ]

侍ジャパン壮行試合   日本代表4ー1中日 ( 2023年3月4日    バンテリンD )

壮行試合<侍・中>7回、勝ち越しソロを放ち迎えられる岡本和(撮影・会津 智海)
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 3月9日開幕の第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で世界一奪回を目指す野球日本代表「侍ジャパン」は4日、バンテリンドームで行われた壮行試合で中日と対戦。1-1の7回に岡本和真内野手(26)が勝ち越しのソロ本塁打を放った。侍ジャパン壮行試合4試合目にして、これがチーム本塁打1号となった。

 試合後、岡本和はヒーローインタビューで、ローテンションで棒読みのように「最高です」と話した。続けて決勝弾の手応えを問われると再び「最高です」と“棒読み”。独特の喜び表現でスタンドの笑いを誘った。

 「5番・三塁」で先発出場した岡本和は1―1で迎えた7回、先頭の場面で入った第3打席で、中日2番手・柳の初球カットボールを強振。「一発で仕留められてよかった」と、左翼スタンドぎりぎりに飛び込む勝ち越しソロを放った。

 前日3日の中日戦では打線が機能しせず2ー7と完敗。主砲・村上に初安打は出たものの、打線は6安打で2得点。壮行試合3試合でノーアーチのままだったが岡本和は3試合全て安打を放つなど、好調をキープしていた。

 状態を問われた岡本和は「最高です、と言いたいんですけど…しっかりと準備をして頑張りたい。しっかりと与えられたところで仕事ができるように頑張りたい」と静かに闘志を燃やした。ファンが待ちわびていたチーム1号を放った日本の主砲が、世界一へ向けてさらに上げていく。

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