お待たせ! 阪神ドラ1・森下が2軍本隊に初合流「やっと加われた」 柵越え8発でアピール

チューブを使って体を動かす森下
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　右足肉離れのため別メニュー調整を続けていた阪神のドラフト1位・森下（中大）が具志川キャンプ第3クール初日の9日、2軍のチーム本隊に初合流し、全体練習を消化した。屋外フリー打撃では77スイングで柵越え8発。11日の1、2軍合同紅白戦（宜野座）出場、そして1軍昇格を視野に入れた。

　「やっとチームの流れに加われた。できることが増えている。日に日に充実している」

　ようやく故障組から卒業。スパイクでのダッシュ、ベースランニングなどは負担を考慮して控えたが、軽快な動きで回復ぶりをアピール。細かく動きをチェックした和田2軍監督も「順調は順調。昇格時期？それはこっちが決めることじゃない。できれば段階を踏ませたいけど」と、岡田監督も注目する紅白戦でのアピール次第で昇格の可能性があることを示唆した。

　森下も「結果にこだわりすぎず、全力プレーとか声出しとか当たり前のことをしっかりやって、今出せる最高のパフォーマンスを出せるように頑張る」と意欲を見せた。（鈴木　光）