中日・大島　ドラ1仲地に技あり“洗礼打”「ちょっと甘かったんで」　2軍でシート打撃

シート打撃で安打を放つ大島（撮影・山添　晴治）
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　通算2000安打まで残り115本に迫る中日・大島洋平外野手（37）が9日、期待のルーキーにプロの技を見せつけた。2軍の読谷キャンプでシート打撃に初参加。同じくシート打撃に初登板したドラフト1位・仲地（沖縄大）から技ありの左前打を放った。

　「ちょっと柳に近いようなタイプかなと。コントロールの良さといろんな球種を投げてくるような。最後はちょっと甘かったんで、うまく当たりました」

　直球2球をファウルした後、低めのフォークに体勢を崩されながらもバットの先で拾って遊撃後方へ。仲地も「甘いのもあったんですけど、対応がめっちゃうまくて。やっぱり違うと思いました」と舌を巻くしかなかった。

　仲地の前には、同じく2軍調整を許されている35歳の祖父江との「ベテラン対決」。2打席とも内野ゴロに終わり「完敗です。今日は寝ずに素振りします」と笑わせた。ここから徐々に調子を上げていく考えで、大台突破を「通過点」に初のシーズン200安打と首位打者を目指す。　（山添　晴治）