元阪神の川藤幸三氏を野球に導いたラグビーの泣き虫先生「それがきっかけ」

川藤幸三氏
Photo By スポニチ

　元阪神の代打の切り札、川藤幸三氏（73）が10日、高橋慶彦氏（65）の公式YouTube「よしひこチャンネル」に出演。野球を始めるきっかけを作ったラグビーの名指導者、山口良治氏とのエピソードを明かした。

　プロ入り当初は俊足が売りだったという川藤氏。高橋氏は「面影ないですね。あの走り方を見たらおっさん」と笑いで返したが、川藤氏は高校時代の体育の授業中に「お前の走り方はラグビー向き。速かったからラグビーやらんか」と勧誘されたと譲らなかった。

　そこから話は「スクールウォーズ」のモデルになった伏見工業高を率いた名将・山口良治氏との運命的な出会いに。山口氏とは同郷で、小学生のときに海で泳いで遊んでいると、近くで野球をやっていた山口氏から「球拾いやれ」と命じられた。川藤氏は「それが野球を始めたきっかけ」と懐かしそうに振り返った。