堀内恒夫さん「優勝を狙うチームで開幕からショートを坂本以外で戦う覚悟が出来るかどうか」

[ 2023年2月10日 20:55 ]

堀内恒夫氏
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 元巨人監督で野球評論家の堀内恒夫さん(75)が10日、自身のブログを更新。巨人が坂本勇人内野手(34)をこれまで同様にスタメン遊撃手として開幕戦に起用するかどうかについて言及した。

 「春季キャンプ休日のつぶやき」というタイトルでブログを更新。「若手がすでにバテてきているのかスイングが鈍く感じのが気になるね。若いうちは張り切り過ぎちゃって自分の限度を超えてやってしまう。そうなると、故障や怪我につながるからコーチが止めてやるか無理しないようにしないとね」と、まずはアピールしようとするあまり故障を招きがちな若手について心配した。

 そして、「さて、ファンの皆さん」と呼びかけ。「選手の顔ぶれを見渡して今シーズンのスタメンをすでに考えているのかな?」としたうえで「これまでのチームの動きを観ているとキャッチャーは大城。内野は中田、吉川、坂本、岡本。外野は丸、ウォーカー。あと1人は新外国人選手かね?」と続けた。

 その流れで「いえいえ、堀内さん。例えば、ショート」とし、「昨年、坂本は怪我が多くショートは難しいのでは?と世代交代を求める声も聞くよ」と、坂本が今後も負担の大きい遊撃手というポジションを続けるのか、という声が自身の耳にも聞こえてくるとしたうえで「でもね、優勝を狙うチームで開幕からショートを坂本以外で戦う覚悟が出来るかどうか」とピシャリ。「これからの動きで、チームの方針が見えてくる」とも付け加えた。

 昨季の坂本は腰、膝、脇腹と相次ぐ故障で3度の出場選手登録抹消を経験するなど不本意なシーズンに終わり、チームも5年ぶりBクラスの4位フィニッシュ。負担が重い遊撃手というポジションからのコンバートも世間ではささやかれているが、坂本は遊撃手にこだわりを見せている。

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2023年2月10日のニュース