広島・秋山　チームなじんだ今年は違う　西武時代と変わらぬ“いじられ役”

辻氏（左）と談笑する秋山（右）
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　【辻発彦が見た「新しい景色」】秋山は相変わらずだね。西武の時もそうだったけど、広島でも若い選手にいじられながら練習していた。彼らしくてチームになじんでいると感じたよ。

　去年は途中でメジャーから日本に戻ってきて、実戦からも離れていただろうし、環境も違った。なじむまでが大変だったはず。そういうものもあって、コンディション不良での離脱もあった。本人の中では今年こそという気持ちがあると思う。今年の秋山には期待している。チームも新井新監督になり、新たにガラリと変わる。キャンプは新人や新外国人ら、新戦力を中心に見極める時期。実戦を通してどんなチームになっていくか、こちらも見極めていきたい。

　それにしても球場で、秋山どこかなと捜したけど、なかなか見つけることができなかった。練習で着ていた新しいビジター用の赤いユニホームは背番号、その縁取りもみんな赤。ぱっと背番号が分からないんだもん。ファンの人たちも選手を見つけにくいんじゃないかなと、ちょっと心配になったよね。（本紙評論家）