ロッテのドラ1菊地がライブBP初登板 高部&池田が高評価「真っすぐに伸び」 

[ 2023年2月10日 18:50 ]

1月、ロッテ新人合同自主トレでキャッチボールする菊地吏玖(撮影・長久保 豊)
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 ロッテの沖縄・石垣島キャンプは10日、第2クール4日目を迎え、ドラフト1位の菊地吏玖投手(22=専大)がライブBP(実戦形式の打撃練習)に初登板。主力級の3人に15球を投げ、安打性2本に抑えた。

 1人目の藤岡裕大(29)に3球目の浮いたツーシームを左前に運ばれ、3人目の池田来翔(23)には中前打されたが、2人目の高部瑛斗(25)は初球カーブで空振りさせ、3連続ファウルの後に左飛。藤岡、池田に対しても力強い速球で押し込む場面が多く、菊地は「ファウルが逆方向に飛んでいたので差し込めていたのかなと思います。でも、まだ、真っすぐで空振りを取れていないし、変化球も要改善」と収穫と課題を口にした。

 高部は「真っすぐに伸びがあったし、もっと良くなる。カーブもスピンが効いていた」と評価。東洋大時代に対戦し、1度もヒットを打っていないという池田は「あれ、ヒットですかね?二ゴロでしょ」と笑い、「大学時代よりも真っすぐの伸びがあり、変化球も切れがあった。僕も負けないように頑張りたいと思いました」と1学年下の後輩に刺激を受けた様子だった。

 ▼オリックス・三輪スコアラー すべてにおいてこれから。(評価は)実戦で投げてから。どうなっているか楽しみ。

 ▼楽天・関口スコアラー 球に強さはある。これが初めての登板だし、まだ本領を発揮していないのでは。

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2023年2月10日のニュース