ヤクルト村上が“打って守って”大暴れ! 超ファインプレーにダメ押し二塁打含む2安打3打点

[ 2022年10月25日 22:04 ]

SMBC日本シリーズ2022第3戦   ヤクルト7ー1オリックス ( 2022年10月25日    京セラドーム )

<オ・ヤ>9回1死一、二塁、村上は中越えに2点適時二塁打を放つ。投手本田(撮影・北條 貴史)
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 ヤクルトの村上宗隆内野手(22)が25日、オリックスとの日本シリーズ第3戦(京セラドーム)に「4番・三塁」で先発出場し、4打数2安打3打点だった。試合は7―1と快勝し、ヤクルトが2勝1分となった。

 オリックス先発・宮城の前に第1打席は投ゴロ、第2打席は一ゴロ。しかし、6回の第3打席には3冠王の意地を見せつけた。初球は140キロ直球を冷静に見送り1ボール。続く2球目の外角寄り143キロ直球をはじき返し、左翼線を破る二塁打とした。

 3点リードの6回には守備でも魅せた。1死無走者の場面で頓宮が左翼線への痛烈な当たりを放つと、村上はダイビングキャッチ。そのまま落ち着いて、2バウンドで一塁へ送球し頓宮をアウトにした。

 7回2死満塁の好機で迎えた第4打席は、オリックス3番手・竹安との対戦。村上は、今季4本の満塁弾を放っており、観客たちは固唾をのんで行方を見守った。3ボール1ストライクから右方向への痛烈な当たりを放つが惜しくもファウル。結局、押し出し四球となり、三走・丸山和が生還した。

 9回1死一、二塁の第5打席は1ボール2ストライクから、オリックス5番手・本田が投じた直球を力強くはじき返し、右中間への二塁打をマーク。一走・塩見、二走・山崎ともに生還し、とどめを刺した。

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