ソフトBドラ2 152キロ右腕・大津「千賀さんの穴を少しでも埋められるように頑張りたい」

[ 2022年10月25日 06:00 ]

藤本監督と王会長のサインボールを得意球のワンシームの握りで持ち、気合を入れる日本製鉄鹿島・大津(撮影・木村 揚輔)
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 ソフトバンクからドラフト2位指名された日本製鉄鹿島の大津亮介投手(23)が24日、茨城・鹿嶋市内の同社施設で福山龍太郎アマスカウトチーフ、宮田善久アマスカウトから指名あいさつを受けた。

 最速152キロ右腕は2位指名を「覚悟」と受け取った。1位指名のイヒネ(愛知・誉)は将来性を期待されるが、福岡出身の大津は藤本監督が来春A組キャンプ入りを示唆するなど1軍としての戦力として期待を寄せる。席上ではメジャー挑戦が決定的な千賀の話題も出たが「千賀さんの穴を少しでも埋められるように頑張りたい」と抱負を語った。

 担当の宮田スカウトが熱視線を送った。「緩急を使えるのが一番。球速帯の違うボールを使えるから、先発・中継ぎどちらでもいける・将来は東浜、板東に追いつけるように」。王球団会長、藤本監督のサイン入りボールをプレゼントされた大津も「まず体づくり。少しでも早く1軍に合流して投げられるように頑張りたい」と力を込めた。現在の70キロを75キロまで増やし、1年間マウンドに立てるスタミナをつけていく。

 持ち球のワンシームは巨人・菅野のYouTube映像を参考に習得。九産大九州時代は内野手で、帝京大から投手に専念した右腕。伸び代は無限大だ。(伊藤 幸男)

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2022年10月25日のニュース