東洋大が今秋最終戦で白星 2部2位で終了 今季限りで退任の杉本監督「感謝の気持ちでいっぱい」

[ 2022年10月25日 13:01 ]

東都大学野球2部秋季リーグ   東洋大3―1専大 ( 2022年10月25日    神宮 )

 東洋大は23日の2回戦で敗れて2部優勝を逃したが、今秋最終戦を白星で締めた。

 試合後には、杉本泰彦監督(63)の今季限りでの退任が正式に明かされた。5年間の任期を終えた指揮官は、東洋大の選手時代からしのぎを削った専大・斎藤正直監督(62)から花束を受け取り「感謝の気持ちでいっぱい。今日はいい試合をという気持ちはありました。僕の責任としては1部に上げてまたこの神宮で(プレーする)という気持ちだったんですけど、それも叶わなかったので申し訳ない気持ちと、みんなと一緒に野球ができて楽しかった思いです」と振り返った。

 1年から杉本監督の下でプレーした小口仁太郎主将(4年=智弁学園)は「主将をさせてもらって、監督を1部に上げてやりたいなと思っていたが、できなかった。社会人野球に進んでもいい報告をできるようにしたい」と語った。

 杉本監督は、18年にリーグ最多542勝を挙げた故高橋昭雄氏の後任として就任。同年春、19年春に1部優勝を果たした。日和佐(徳島)から東洋大に入学。捕手で活躍し82年、全日本大学選手権準優勝に輝いた。卒業後は日本通運に入社し92年に監督就任した。

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2022年10月25日のニュース