これが山田哲人だ!球団単独最多のシリーズ5号は先制3ラン ベンチの村上「やったぁぁぁぁ~!!!」

[ 2022年10月25日 20:20 ]

SMBC日本シリーズ2022第3戦   ヤクルト―オリックス ( 2022年10月25日    京セラD )

<オ・ヤ>5回、山田が先制3ランを放つ(撮影・村上 大輔)
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 ヤクルトのキャプテン、山田哲人内野手(30)が2年連続で同じ顔合わせとなったオリックスとの日本シリーズ第3戦(京セラD)で先制の1号3ランを放った。

 第2戦までの「3番・二塁」から「1番・二塁」に打順が変わって先発出場。3回の第2打席で今シリーズ12打席目にして初安打となる二塁への内野安打を放って迎えた5回の第3打席だった。

 0―0のまま迎えたこの回、中村、サンタナの連打で無死一、二塁の先制機を築くもキブレハン、長岡が倒れて2死一、二塁。ここで打席に入った山田は初球ストライクの後の2球目、相手先発左腕・宮城が投じた低めへの147キロ直球を叩いた。高々と上がった打球を見上げる山田。左翼フェンスをぎりぎり越える先制3ランとなると、笑顔は見せず、口元を真一文字に結んでダイヤモンドを一周した。

 ベンチ前でキャッチボールをしていた先発左腕・高橋はガッツポーズ。ベンチでは主砲・村上が「やったぁぁぁぁ~!!!」と大きな声で叫びながら歓喜のジャンプを見せた。山田は大杉勝男、池山隆寛の4本を上回り、球団単独最多の日本シリーズ通算5号となった。

 22日の第1戦(神宮)では4打席4三振。23日の第2戦(同)では6打席に立つも5打数無安打に終わり、10打席連続無安打で第3戦を迎えていた。

 ▼山田 打ったのはストレート。迷わずにシッカリと振りにいきました。高橋が頑張っているので先に点をとりたかった。先制できて良かったです。


 【山田哲人の2022年ポストシーズン全打席】
12日 阪神戦 四球、四球、空三振、中飛
13日 阪神戦 四球、二飛、左2、四球、一邪飛
14日 阪神戦 中2

22日 オリックス戦 空三振、空三振、空三振、空三振
23日 オリックス戦 四球、空三振、遊併打、三邪飛、中飛、一邪飛
25日 オリックス戦 三ゴ、二安、左本

 【ヤクルトの日本シリーズ本塁打ランキング】
1位 山田哲人 3度目出場 5号
2位 大杉勝男 1度出場  4号
2位 池山隆寛 5度出場  4号
4位 マニエル 1度出場  3号
4位 ハウエル 2度出場  3号
4位 古田敦也 5度出場  3号
4位 村上宗隆 2度目出場 3号

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