阪神・青柳 エースの座は譲らない 軸に「ならなきゃいけない立場」オフは失速グセ解消を模索へ

[ 2022年10月25日 05:15 ]

スタンドで青柳(左)ら投手陣と話す岡田監督(中央)(撮影・奥 調)
Photo By スポニチ

 監督が代わっても、エースの座は譲らない。2年連続最多勝の阪神・青柳は「(軸に)ならなきゃいけないと思っているし、そういう立場になっていると思う」と看板投手のプライドを口にした。その上で「監督の期待もそうだが、2年連続でタイトルを獲って“青柳なら”とファンの方も思ってくれている。そういう人の期待に応えたい」と、結果にこだわる考えを示した。

 練習前に、他の主力投手とともに一塁側アルプス席で、岡田新監督と青空ミーティングをした。ここでオフの調整を一任された。25日以降の練習や11月の秋季キャンプには参加しない。昨オフと同様、休むも動くも、思うようにできる。

 勝率第1位、最優秀防御率タイトルも獲得した今季、反省点を挙げるなら、8月9日から7試合連続で勝ち星が付かなかったこと。9月に4戦3敗だった昨季と同様に後半戦に苦しんだ。「前半にあれだけうまくいって、後半に勝てなかった。1年間、活躍するためにはどうしたらいいのかは考えている」。失速グセ解消へ、このオフも模索を続ける。

続きを表示

2022年10月25日のニュース