一発に泣いた…オリックス・宮城は6回途中3失点 山田に痛恨3ラン浴び「5回のところがすべて」

[ 2022年10月25日 20:37 ]

SMBC日本シリーズ2022第3戦   オリックス-ヤクルト ( 2022年10月25日    京セラD )

日本シリーズ<オ・ヤ>5回2死一、二塁、山田(奥)に先制の3点本塁打を浴び、ぼう然とする宮城(撮影・北條 貴史)
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 オリックスの先発・宮城は6回途中3失点で降板。流れを呼び込むことができなかった。

 序盤は100キロ前後のカーブを有効に使って緩急でヤクルト打線を翻弄し、4回までわずか2安打に抑えていた。ところが、5回、先頭の中村から連打を浴び無死一、二塁のピンチ。キブレハン、長岡を打ち取り2死までこぎ着けたが、山田に低め直球を左翼席に運ばれ、痛恨の先制3ランを浴びてしまった。

 6回1死から村上に二塁打を浴びたところで右腕・比嘉に継投。悔しそうに顔をゆがめ、ベンチに戻り「5回のところがすべてだと思いますし、先頭打者から連打でつながれてしまって、なんとか粘りきりたいところで長打を許してしまうという一番良くない投球になってしまいました」とコメントした。

 宮城は昨年のヤクルトとの日本シリーズも第2戦で先発し、この日同様、高橋と投げ合った。5回まで走者1人も出さない完全投球を披露するなど7回2/3を1失点と力投したが、援護に恵まれず敗戦投手となった。対する高橋は完封勝利を挙げた。1年越しのリベンジに燃えていたが、今年も先に点を与える悔しい結果となってしまった。

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