エンゼルス・大谷 小5で打った“1号”も満塁弾 父とノートに記した飽くなき向上心

[ 2022年5月11日 02:30 ]

ア・リーグ   エンゼルス11―3レイズ ( 2022年5月9日    アナハイム )

小学5年生の時に公式戦で満塁本塁打を放った際の大谷の野球ノート(上)と父・徹さんの野球ノート
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 【記者フリートーク】さかのぼること17年の2005年5月22日。小学5年生だったエンゼルス・大谷はリトルリーグの全国大会につながる岩手県予選で公式戦初本塁打を放った。それも満塁アーチだった。

 当時、監督を務めていた父・徹さんと「野球ノート」を共有していた。父は「初ホームラン (満塁)グランドスラム」と書き込み、大谷は「ホームランをライナーでうてるように、練習したいです」(原文まま)と記した。飽くなき向上心は少年時代から変わらないものだった。

 この日、大谷は日米通じてプロ10年目で初めて放った満塁アーチについて「自分の中ではもう打っているものだと思っていた」と照れ笑いを浮かべた。プロでの記憶はあいまいだったが、少年時代にグランドスラムを放ったことは、記憶の中に深く刻まれている。(MLB担当・柳原 直之)

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2022年5月11日のニュース