日本ハム・金子が先発では960日ぶりの勝利へ 5回1失点で勝利投手の権利を得て降板

[ 2022年5月11日 20:32 ]

パ・リーグ   日本ハム―オリックス ( 2022年5月11日    札幌ドーム )

<日・オ>力投する先発の金子(撮影・高橋茂夫)
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 日本ハムの金子千尋投手(38)が、先発し5回4安打1失点。先発に限れば、960日ぶりとなる勝利投手の権利を得てマウンドを降りた。

 20年7月25日のソフトバンク戦以来、先発に限れば19年9月24日のオリックス戦以来960日ぶりの勝利をかけて先発のマウンドに上がった。序盤から変化球を主体にテンポの良い投球を披露。2回までに5点の大量援護をもらうと3、4回はしっかりと三者凡退に抑えた。

 今季初先発となった4日の楽天戦(札幌ドーム)は5回6安打4失点で降板。3回に2死から4連打で4失点も失点はその回だけだった。「焦りももちろんあったと思うし、1軍で投げるのは今年初ということで、良い結果を求めすぎたというか。誰しも勝ちたいと思っているし、それが前に出すぎてしまった」と話していた。

 ▼金子 前回、先に点を取られてしまったので、先に取られないように、テンポ良く攻めのピッチングを心掛けていました。1回、2回とランナーを出してしまいましたが、なんとか無失点で抑えられたことによって、3回、4回とリズム良く投げられたかなと思います。5回、点は取られてしまいましたが、なんとか最少失点で抑えられてよかったです。野手の素晴らしい守備に助けられました。

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2022年5月11日のニュース