ソフトバンク・東浜「今日は今日で終わったこと」 次週凱旋登板へ「本当に楽しみ」

[ 2022年5月11日 23:30 ]

パ・リーグ   ソフトバンク2-0西武 ( 2022年5月11日    ペイペイD )

<ソ・西>中村晃からウイニングボールをもらう東浜(撮影・中村 達也)
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 ソフトバンクの東浜巨投手(31)が11日の西武戦(ペイペイドーム)で無安打無得点試合を達成した。

 【東浜の一問一答】――率直な気持ち
 「まだ興奮しているというか、信じられないという気持ちが1番です」

 ――沖縄出身者で初の快挙
 「なかなかできることではないと思いますし、喜ばしいことです」

 ――快挙の要因
 「1番は常にコミュニケーションとって試合の中で話ながらやっている拓也のリードというのが僕の中では大きいと思っていて。もうずっと拓也と組んでやってきてるし、いい時も悪いときもどっちも経験しながら越えてきてるので。拓也ととったノーヒットノーランなので、そこが1番大きいかなと。今日も話し合いながら引っ張ってもらいながらも、要所では自分がこうしたいと押しながら。そういう駆け引きみたいなコミュニケーションがうまく取れたというのが1番大きかったと思う」

 ――拓也とノーノーの話は
「全然してなかったですね。毎イニング同じように先頭をどう取ろうかとか。そういう話をイニングの間にやりながら、いつも通りにやっていたので。その結果が良かった」

 ――ノーノーは初か
 「いや、中学生の時に1回記憶ではしていて、高校も大学も未遂はあったんですけど、なかなかできずに難しいものだなと思いながらやっていた。まかさ今日できるとは思わなかった」

 ――9回二死になった時はかなり意識したか
 「そうですね。最後はちょっと三振を狙いに行こうかなとよぎったけど、それが良くないなと思って途中から自分のボールを投げようと思いました」

 ――今後
 「今日は今日で終わったことなので、またここから次の登板に向けて調整していかなきゃいけないと思うし、次も西武との対戦になると思う。今回のピッチングをまた次に生かしていかないといけない。それも踏まえてこの1週間しっかり準備したい」

 ――ファンの声援も後押しに
 「特に終盤の1球1球、歓声だったり拍手があったりどよめきがあったり、その反応で僕らも楽しみながら僕らもできた。本当に久しぶりに、あまり今までに経験したことがないような興奮や高揚感があった。それもファンの皆さんのおかげだと思う。本当にこれからもっと試合が続くのでもっと球場に足を運んで応援してもらえたら」

 ――来週は沖縄での登板
 「毎年、沖縄での試合が組まれていて、このままいけば投げさせていただけるというか。ローテで入っているので。やっぱり沖縄は野球熱がすごく高いところだし。これだけ今は沖縄出身のプロ野球選手が多い。僕らが小学校や中学校の時はなかなかなかったので。キャンプぐらいしかなかったので。公式戦が見られる環境というのは本当にありがたいし、そんな中で試合ができる、投げさせてもらえるというのは自分でも本当に楽しみにしてるし。次もまたいいピッチングができるように。いい勝負ができるように。その姿を子どもたちに見せられるように頑張りたい」

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2022年5月11日のニュース