開幕ロースター外れたレッズ秋山が会見「劇的に変化できなかった」 今後は「決断に時間はかからない」

[ 2022年4月4日 03:59 ]

開幕ロースターを外れ、会見に応じる秋山(右)とルーク篠田通訳(撮影・笹田幸嗣通信員)
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 レッズの秋山翔吾外野手(33)が3日(日本時間4日)、会見を開き、28人の開幕ロースターから外れたことについて言及した。「いろいろなことがありましたけど、2年やって、今年のスプリングトレーニングも含めて劇的に変化できることがなかった。結果がでないという中でやっていたのは苦しかった。メジャーの中ではよくあることの一つと受け止めている。レッズに獲ってもらって結果で応えられなかったというのはある。これを自分の糧にできるようにやっていきたい」と悔しそうな表情を浮かべた。

 今後の選択肢は(1)傘下マイナー3Aからメジャー昇格を目指す、(2)マイナー行きを拒否してDFA(メジャー40人枠を外れる措置)となって日米含めて移籍先を探す、のどちらかになる。「自分の中ではこの先にこういうふうにしたいとは思っていますけど、一つ、二つ選択肢はあるので、決断はそんなに時間はかからないと思います。その時の決断は後悔のないようにしたいと思います」と語った。

 秋山は西武から海外FA権を行使して、20年オフに3年総額2100万ドル(当時約22億8900万円)でレッズに移籍。本人の同意なしのマイナーへの降格はできないなどの契約付帯条項が付いていた。過去2年間の通算成績は、142試合に出場し、打率・234、0本塁打、21打点。今回のオープン戦も7試合に出場し、打率・182、0本塁打、0打点と苦しんでいた。

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2022年4月3日のニュース