阪神・秋山の1億円突破 12年追いかけてきた担当記者も感慨 “たかる”つもりはありません

[ 2021年12月9日 07:00 ]

契約更改を終え、会見に臨む阪神・秋山拓巳=甲子園球場(代表撮影)
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 【記者フリートーク】まだ1軍で居場所を確保できていなかった数年前、食事の席で秋山がニヤリと笑った。「将来、僕が年俸1億円いったら、その時はおいしいものごちそうしますね」。その時の約束を!なんて“たかる”つもりはもちろんない(笑い)。まだ18歳だった高卒1年目から12年間取材してきた記者は、30歳になった右腕の「大台到達」が、ただただうれしい。

 1年目に4勝を挙げながら、2年目からの苦闘は長くつらいものだった。鳴尾浜で顔を合わせる機会が多く試行錯誤、もどかしい思いをたくさんノートに書き留めてきた。あれから時は過ぎ、自己最多となる13勝、チームをけん引する覚悟を語る姿は本当に頼もしかった。(阪神担当・遠藤 礼)

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2021年12月9日のニュース