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東京ガス 先発全員の13安打で初決勝!下位打線奮起 7番・相馬お目覚め2安打2打点

[ 2021年12月9日 05:30 ]

第92回都市対抗野球大会準決勝   東京ガス9―3NTT東日本 ( 2021年12月8日    東京D )

<東京ガス・NTT東日本>初回、犠飛を放ちナインに迎えられる東京ガス・相馬(撮影・島崎忠彦)
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 準決勝2試合が行われた。東京ガスはNTT東日本との東京対決を9―3で制し、初の決勝進出を決めた。打線は相馬優人内野手(24)が2安打2打点を挙げるなど先発全員安打をマークした。Honda熊本(大津町)とともに初優勝を懸け、9日に激突する。

 3試合無安打が続いていた相馬が目覚めた。7番に入る2年目の左打者は、初回にリードを3点に広げる右犠飛を放つと、3回は今大会初安打となる中前適時打。チーム内で流行している胸の「TOKYO GAS」を指さすポーズを一塁塁上で披露した。

 「素直に“やっと出たか”という気持ちでした。迷惑をかけていたので、凄くホッとしました」

 5回は右前打を放ち2安打2打点。同じく3試合無安打が続いていた8番・馬場も1安打1打点と続いた。試合前に「今日は打とう」と誓い合った下位打線の2人がつなぎ、先発全員を含む13安打。NTT東日本の強力投手陣から9点を奪った。東京都2次予選の第1代表決定戦と同じカードとなった一戦で返り討ち。初の決勝に弾みをつけた。

 高崎健康福祉大高崎時代は2度の甲子園出場を果たし、法大でプレーした相馬。大舞台でスランプに陥っても焦らなかった。「良くても悪くても、切り替えをすることが大事」と練習で体の開きを修正し快音を響かせた。

 活躍した選手が見せているポーズは、控えでムードメーカーの内野手・竹村から広まった。相馬は込められた意味を「自分のためではなくチームのため、社名のため、東京都のため(に戦う)」と明かした。接戦を制してきた都市対抗の舞台で、チームの団結を象徴するポーズだ。

 山口太輔監督は「(2年目で)体が強くなって、戦い抜ける選手になった。失敗を恐れない選手」と相馬を評した。初の栄冠に欠かせないピースが、輝きを放った。(柳内 遼平)

 ▼東京ガス・石川(5回に走者一掃の二塁打など2安打)絶対に打ってやると思っていった。僕の仕事は(1番打者として)チームに勢いをもたらすこと。

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