日本ハム上原、二刀流先輩・大谷へアドバイス求める

[ 2021年12月9日 19:41 ]

<日本ハム 自主トレ>上原はグラウンドでキャッチボールを行う (撮影・西川祐介)
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 今オフに二刀流挑戦を決意した日本ハム・上原健太投手(27)が9日、エンゼルス・大谷翔平選手(27)に助言を求める意向を語った。千葉・鎌ケ谷の球団施設で自身の自主練習が一段落つくと「アドバイスくれ、と近々連絡しようかな」と話した。

 昨オフまでは投手として投げ込みや走り込み、ウエートトレーニングをすれば良かった。だが、今は違う。

 「投手、野手とやることが山積し全部消化できるか。“大谷メニュー”が残っていれば欲しいけど、なくて…。誰も何も言ってくれない」。大谷の在籍時は二刀流に耐える体づくりから1日置きのブルペンや打撃練習など事細かなメニューが存在したが、当時を知るスタッフは皆無。「練習時間は8時から18時くらいまでと伸びているけど、オフにここまでできればといい、とかが分からない」と嘆いた。

 たどりついたのが「元祖」へのお助けコールだ。「(大谷には)二刀流に挑戦するなんて言ってません。(報道で)分かっているんじゃないですか」と1学年年上のプライドをのぞかせつつ、藁(わら)にもすがる思いが勝りそうだ。

 「大谷はスタートラインからして違うし、やっていることとやることは全く違うはずだけど、何か情報が欲しいんです」。日々悩みながら、新たな道を模索し続ける。

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