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6年連続減俸 阪神・藤浪が来季逆襲へ覚悟の表明 「完全な自分のエゴで先発をやりたい」

[ 2021年12月9日 05:30 ]

契約更改を終え、会見に臨む阪神・藤浪(代表撮影)
Photo By 代表撮影

 胸の内を隠そうとはしなかった。阪神・藤浪は6年連続の減俸となる1100万円減の4900万円(推定)でサイン。厳しい現実をしっかりと受け止め、節目のプロ10年目となる来季の巻き返しを心の底から誓った。

 「もちろん悔しいですし、数字を出せない以上、プロ野球選手で給料が下がるのは当然なことなので、受け止めています。それに対してクソッという思いもありますし、取り返してやる気持ちはある。やってやろうという気持ちでいます」

 16年の1億7000万円をピークに3分の1以下となった。金額そのものより、下がり続ける評価を覆すことができなかった自分に腹が立った。今季は初の開幕投手を務めながら、5試合先発しただけで4月末に2軍落ち。再昇格した6月4日のソフトバンク戦から中継ぎに配置転換された。合計21試合で3勝3敗4ホールド、防御率5・21の不本意な成績で終えた。

 「先発、中継ぎ両方やらせてもらい、結局どっちでもはっきりした数字を残せなかったシーズンだった」

 不退転の決意で臨む来季。10年目で年齢も28歳となり、本来、チームの柱としての働きが求められるのはわかっている。そこでもう1度、先発1本で勝負する覚悟を強調した。

 「チーム事情はわかっているんですけど、完全な自分のエゴで先発をやりたい。そのエゴを通せないようなら、結局、中継ぎでも中途半端になるんじゃないかなと。自分のエゴで先発でやりますと、それを1年間通せるぐらいの力をつけられるように頑張りたい」

 先発をやる上で、無駄な四球をなくし球数を減らすという課題は明白。来春キャンプに向け「アピールしないといけない立場。今の先発メンバーを差し置いてでも藤浪を使いたいと思えるぐらいのものを見せれるようにしたい」と、強い決意をあえて言葉にした。(山添 晴治)

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