オリ・安達は新たに複数年契約 コンバートされた二塁は「新鮮でした」

[ 2021年12月9日 16:20 ]

<オリックス契約更改>契約更改を終え会見する安達(撮影・後藤 正志)
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 オリックスの安達了一内野手(33)が9日、大阪市内の球団施設で契約更改交渉に臨み、3年契約の3年目を終え、新たに複数年契約を締結。2000万減の年俸7000万円でサインした。

 今季は二塁にコンバートされ、18年以来となる100試合に出場し、打率・259、18打点。国が難病に指定する『潰瘍性大腸炎』を患う中、若手が多い野手陣の精神的支柱となった。

 「楽しかったですね。ポジションもセカンドで新鮮でしたし、慣れないこともあったが新鮮でした」と1年を総括。「若い人達が出てきたので、引っ張ってもらった」と若手の成長に目を細めた。

 特に自身が長年守っていた遊撃は2年目の紅林が定位置を獲得。二遊間を組んだ後輩を「最初は見ていて不安だったが、最後の方は頼りになった。凄い成長したなと」と成長にしみじみ。来季に向けて「チーム一人一人が勝ちに対して考えて自分の役割を分かっていれば、勝てるんじゃないかなと思います」とした。

 自身は体調面から日本シリーズの最後の2試合となった第5、6戦は欠場。「いっぱいいっぱいでした。無理でした」と限界だったことを明かし「最後、出られなかったのは悔しい。やっぱり日本シリーズはそこまで打てなかった。先発に助けられ中継ぎに助けられた。野手がしっかり打って来年勝ちたいなとなりますね」と雪辱を誓った。

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2021年12月9日のニュース