巨人 戦力外にした宮国に抑えられ3連敗 菅野が5回途中7失点KO、今季6敗目 宮国は4年ぶり白星

[ 2021年9月7日 20:58 ]

セ・リーグ   巨人2―8DeNA ( 2021年9月7日    横浜 )

<D・巨16>5回途中でマウンドを降りる菅野(左)。右は桑田投手チーフコーチ補佐と原監督(撮影・森沢裕)
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 巨人はエース菅野が5回途中7安打7失点でKOされ、DeNAに2―8で大敗。5試合勝ちなしの3連敗を喫し、首位奪回のチャンスを逃した。DeNAは対巨人戦4連勝で今季40勝目に到達し、借金13。昨季限りで巨人を戦力外となり、テスト入団による育成契約を経て先月支配下登録された宮国が5回7安打2失点で移籍後初登板初先発初勝利を古巣相手に飾っている。

 巨人は初回、吉川の左翼フェンスを直撃する適時二塁打と岡本和の今季95打点目となる右中間フェンス直撃打で2点を先取。だが、1日のヤクルト戦(京セラD)で8回1安打零封と好投して131日ぶり白星を挙げたエース菅野がこのリードを守ることができなかった。3回までに70球を投げる苦しい投球。2―1で迎えた5回に4失点で逆転されて降板すると、2番手左腕・大江が代打・楠本に初球を右越え3ランされ、菅野の失点は7となった。

 DeNAは今季、球団ワーストの巨人戦開幕11戦勝ちなし(8敗3分け)を7月4日にストップ。その試合は神宮で、その後の勝利も東京ドームだったため、本拠・横浜で巨人に勝つのは今季初となった。移籍後初登板初先発だった宮国は巨人時代の2017年以来4年ぶり勝利。菅野は今季6敗目を喫している。

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