巨人・菅野5回途中7失点KO 7奪三振も5四死球、3回70球と制球に苦しむ 8回1安打零封から中5日

[ 2021年9月7日 20:04 ]

セ・リーグ   巨人―DeNA ( 2021年9月7日    横浜 )

<D・巨16>巨人先発の菅野(撮影・島崎忠彦)
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 巨人のエース、菅野智之投手(31)が131日ぶりの白星を挙げた1日のヤクルト戦(京セラD)から中5日でDeNA戦(横浜)に先発登板。5回途中7安打7失点でKOされた。

 初回に2点先制してもらい、その裏は3者凡退と上々のスタートを切った菅野。だが2回、先頭・オースティンに右中間フェンス直撃の二塁打を打たれると、続く宮崎には四球を与えて無死一、二塁。2死後、山本に微妙な判定の死球を与えて満塁となった。この回は何とか無失点で切り抜けたものの、2回までで球数が41球。3回には3三振を奪ったものの3安打を浴びて1点を失い、3回までに70球と球数がさらにかさんだ。

 すると、2―1のまま迎えた5回だった。1死から佐野に中前打され、続くオースティンに四球を与えて天をあおぐ仕草を見せた菅野。続く宮崎に左翼線二塁打されて追いつかれると、牧には死球で満塁。ここで桑田投手チーフコーチ補佐がマウンドに向かったが、続くソトには左翼線二塁打されてさらに2点を失い、逆転を許した。そして、山本にはスクイズを成功され、5失点目。この際の守備で足を痛めた仕草を見せた菅野はここでトレーナーに付き添われて降板となった。なお、ここで2番手として登板した左腕・大江が初球を代打・楠本に右越え3ランとされ、菅野の失点は7にふくらんだ。

 菅野の投球内容は4回1/3で打者26人に対して108球を投げ、7安打7失点。7三振を奪い、与えた四死球は5つだった。

 菅野は復帰2戦目となった1日のヤクルト戦では8回1安打無失点と好投し、同学年の小林が二塁打を打った後、同じく同学年の丸が先制&決勝の2ランを放ってチームは2―0で勝利。4月23日の広島戦(東京D)以来131日ぶりとなる今季3勝目(5敗)をマークしていた。

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2021年9月7日のニュース