ソフト自力V消滅 工藤監督「野球は全て紙一重」

[ 2021年9月7日 22:58 ]

パ・リーグ   ソフトバンク5―6西武 ( 2021年9月7日    メットライフドーム )

<西・ソ19>試合後にグランドに一礼して引き揚げる工藤監督(撮影・篠原岳夫)
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 ソフトバンクの自力優勝の可能性が36試合を残し、消滅した。

 5―3の8回。6番手・甲斐野が4連打を浴び、痛恨の逆転負け。「今日のような投球をしないように反省をして、次の登板に生かさないといけないと思う。申し訳ないです」と肩を落とした。

 あとアウト1つが取れなかった。2死後、3連打を浴び、1点差。なお、2死二、三塁。源田に投じたフォークが高めに浮いた。2点適時打を浴び、逆転を許した甲斐野は「有利なカウントで厳しいコースに投げ切ることができなかった」と失投を悔しがった。

 6人の投手リレーで逃げ切りを図った工藤監督は「あとアウト1個が難しいね。投手はあれで勝ったじゃなくて“あと1人を”というを気持ちを。負けて悔しい思いをして、どう自分を奮い立たせるか」と奮起を求めた。

 首位・オリックスとは5ゲーム差。「野球は全ては紙一重。勝つ以外でしか負けを取り戻すことはできない」と指揮官は前を向いた。

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2021年9月7日のニュース