ドラ1先発対決は日本ハム・伊藤大海に軍配 7回2失点で9勝目の権利得て降板 早川は5回4失点

[ 2021年9月7日 20:20 ]

パ・リーグ   日本ハムー楽天 ( 2021年9月7日    札幌D )

<日・楽19>力投する先発の伊藤(撮影・高橋茂夫)
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 日本ハムの伊藤大海投手(24)が7日の楽天戦に先発し、7回7安打2失点の粘投。楽天・早川隆久投手(23)とのプロ入り後初の「ドラ1対決」で好投し、9勝目の権利を手にして降板した。早川は5回5安打4失点で降板した。

 「意識はしないが、相手の先発より先にマウンドは降りたくない」との言葉通り、序盤から得点圏に走者を置きながらも粘った。2回1死二塁では、岡島を空振り三振、オコエを一ゴロに仕留める。3回1死一、三塁も、小深田を浅い左飛、島内を二ゴロで得点を許さなかった。

 味方が4回に近藤の右翼線二塁打などで2点を先制。直後の5回に小深田に中前2点打されて同点に追いつかれたが、その裏に再び2点を勝ち越してもらった。気合が入らないわけがなかった。

 最大のピンチは7回1死二、三塁。辰己をカーブで三直に仕留めると、2死満塁から島内を二ゴロに仕留め、8回から2番手の堀にバトンを渡した。

 チームは今季、早川に対して3戦3敗だったが、先発の役目を果たした。前回登板の8月29日の西武戦では自己最多134球の熱投で初完投&初完封。今回は中8日のマウンド、そしてカード頭を任された期待に応えた。

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