大谷&有原が17年以来のキャッチボールで交流 有原「懐かしい。相変わらずきれいな良い球」

[ 2021年9月7日 10:11 ]

<エンゼルス・レンジャーズ>試合前、有原(右)と話しながらボールを追う大谷(撮影・沢田 明徳)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(27)とレンジャーズの有原航平投手(29)が6日(日本時間7日)、エンゼルスタジアムでの試合前に敵軍の選手同士としては「異例」のキャッチボールを行った。

 試合前に左翼付近で談笑していると、水原通訳に促される形で最長で塁間ほどの距離を離れ、約3分間、軽めに投げ合った。2人は15~17年の日本ハム時代のチームメート。当時のキャッチボール相手で公私ともに特に親しい間柄だった。

 大谷がエンゼルスに移籍する前の17年以来のキャッチボールだったという有原は「一平さん(水原通訳)が“キャッチボールしたら?”って言ってくれたので久しぶりにしようかなと。懐かしいな、変わっていないなという思いでした。体は大きくなっていますし、投げた感じとかやっぱり相変わらずきれいな良い球でした」と振り返った。

 今回は2歳年上の有原が練習中の大谷の元を訪れる形で交流が実現。「一平さんから連絡がきて、スケジュール的には僕がいかなきゃいけなかったので。そこは友達みたいな感じですね」と笑顔で話し、仲の良さを感じさせた。

 有原は8日(日本時間9日)のダイヤモンドバックスとの交流戦で先発予定。右肩動脈瘤(りゅう)の手術からの復帰初戦だった1日のロッキーズ戦は球数が考慮され、47球を投げて4回途中1失点で降板。復帰2戦目に向け「体は大丈夫。長いイニングを投げさせたいと思ってもらうピッチングをしたい」と意気込みを語った。

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