エンゼルス・大谷、無安打も23個目盗塁決めた リーグ史上4人目「40本塁打+25盗塁」へ前進

[ 2021年9月7日 02:30 ]

ア・リーグ   エンゼルス3ー7レンジャーズ ( 2021年9月5日    アナハイム )

<エンゼルス・レンジャーズ>8回2死一、二塁、大谷(右)が二盗を決める(撮影・沢田 明徳)
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 エンゼルス・大谷はレンジャーズ戦に「2番・DH」で出場して4打数無安打で3三振。2戦連発はならなかった。4点を追う9回2死一、二塁では空振り三振に倒れ、最後の打者になった。

 8回には四球で出塁。二盗を決めてリーグ3位タイの23盗塁とした。ア・リーグで「40本塁打+25盗塁」はグランダーソン(ヤンキース=11年)、カンセコ(アスレチックス=88、91年、ブルージェイズ=98年)、ロドリゲス(マリナーズ=98年)の3人だけ。史上4人目の快挙へあと2盗塁とした。一方で本塁打王争いでは2位のロイヤルズ・ペレスに2本差に迫られた。

 米スポーツ専門局「ESPN」はこの日、専門家がア・リーグMVPを予想。17人全員が大谷とした。次回登板は1918年のベーブ・ルース以来となる「2桁本塁打&2桁勝利」が懸かるが、ジョー・マドン監督は「我々はまだそのことについて話し合っていない」とした。(笹田幸嗣通信員)

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2021年9月7日のニュース