日本ハム・伊藤大海が9勝目 楽天・早川とのドラ1先発対決制す 防御率2・54はリーグ3位

[ 2021年9月7日 20:48 ]

パ・リーグ   日本ハム4ー2楽天 ( 2021年9月7日    札幌D )

<日・楽19>7回2死満塁、島内をニゴロに打ち取りガッツポーズする伊藤(撮影・高橋茂夫)
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 日本ハムの伊藤大海投手(24)が7日の楽天戦に先発し、107球を投げ、7回7安打2失点にまとめて9勝目を挙げた。5回5安打4失点だった楽天・早川隆久投手(23)とのプロ入り後初の「ドラ1先発対決」を制した。

 「意識はしないが、相手の先発より先にマウンドは降りたくない」との言葉通り、序盤から得点圏に走者を置きながらも粘った。2回1死二塁では、岡島を空振り三振、オコエを一ゴロに仕留める。3回1死一、三塁も、小深田を浅い左飛、島内を二ゴロで得点を許さなかった。

 味方が4回に近藤の右翼線二塁打などで2点を先制。直後の5回に小深田に中前2点打されて同点に追いつかれたが、その裏に再び2点を勝ち越してもらった。気合が入らないわけがなかった。

 最大のピンチは7回1死二、三塁。辰己をカーブで三直に仕留めると、2死満塁から島内を二ゴロに仕留め、8回は堀、9回はロドリゲスが抑えた。

 チームは今季、早川に対して3戦3敗だったが、先発の役目を果たし、勝利を呼んだ。防御率は2.54でリーグ3位に。前回登板の8月29日の西武戦では自己最多134球の熱投で初完投&初完封。今回は中8日のマウンド、そしてカード頭を任された期待に応えた。

 ▼日本ハム・伊藤 意識はしないと言っていたが、意識するところはあった。最高の勝利だと思います。今までと変わらず、1球1球、野球を楽しむこと。自分らしく思い切ってプレーすることを忘れずやっていきたい

 ▼楽天・早川 逆球が多かった。追いついてもらった後の失点ですね。先頭への四球が良くなかったです。

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2021年9月7日のニュース