虎先発ローテ再編 9・11“鯉キラー”秋山 相性優先の中5日で確実白星や!!

[ 2021年9月7日 05:30 ]

投内連係の練習を行う阪神・秋山(撮影・北條 貴史)
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 阪神が、週末の先発ローテーションを再編し相性優先に切り替える。前日5日の巨人戦に登板した秋山は、中5日で11日広島戦に起用されることが決定的。翌週の中日戦を含め、今季得意とする2球団相手に確実に白星を挙げていく算段だ。

 後半戦から日曜日に固定されてきた右腕だが、巨人戦では初回に3失点。3回の好機で打席が回ってきたため代打を送られ、今季最短の2回降板となった。中6日なら今週の12日のDeNA戦、翌週は19日の巨人戦に登板する流れも、登板間隔を詰めることが濃厚に。5日は45球しか投げておらず、余力も十分に残っている。

 今週は変則日程で同一カード3連戦は7日からのヤクルト戦だけで、週末は敵地で広島と2試合、DeNAと1試合を戦う。秋山は中5日に間隔を狭めることで対戦相手が広島に変わる。8月29日の対戦では昨年からの連勝は8でストップしたものの6回で自責0。今季6試合に登板し4勝(1敗)、防御率1・53を誇る“キラー”にとっては願ってもないマウンドになる。

 その後も中6日で18日の中日戦に登板する見込みでこちらも2試合で1勝(0敗)、防御率0・64と完璧に抑え込んでいる相手だ。

 巨人、ヤクルトとの三つどもえの優勝争いが続く中、下位球団への取りこぼしは痛恨。実際に直近の広島、中日戦は計5試合で1勝4敗と精彩を欠いただけに秋山の役割も重要度が増す。6日は甲子園での指名練習に参加し、ポール間ダッシュなどで次戦への準備を開始。開幕から先発陣を引っ張ってきた背番号46が底力を見せる。

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