ヤクルト・奥川、甲子園プロ1勝だ 7日阪神戦先発、退任表明した星稜時代の恩師・林監督に吉報を

[ 2021年9月7日 05:30 ]

甲子園で調整を行う奥川(撮影・北條 貴史)
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 ヤクルト・奥川が、7日の敵地での阪神戦で恩師に恩返しする。「いつも通り、最少失点で抑えたいです」と短い言葉の中に決意をにじませた。

 3日に母校・星稜の林和成監督が来年3月末で退任することが発表された。「突然のことだったので驚きました」。高校時代には4季連続で甲子園に出場。3年夏にはエースとして準優勝に導いた。

 プロ入りの礎を築いてくれた恩師に対し「高校時代にのびのびと野球をやらせてもらったおかげで、今があると思います」と感謝。プロ入り後2度目の挑戦で甲子園初勝利を飾り、吉報を届ける。

 6日は敵地でキャッチボールや短距離ダッシュで最終調整。前回8月27日のDeNA戦で自己最速155キロをマークするなど成長著しい右腕が、首位・阪神に立ちふさがる。(川手 達矢)

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