パイレーツ・筒香2戦連発に「ツ、ツ、ツ、ギョー!」名物実況も大興奮!元ネタはフィル・コリンズの名曲

[ 2021年9月7日 02:30 ]

ナ・リーグ   パイレーツ8ー11カブス ( 2021年9月5日    シカゴ )

パイレーツ戦の実況を務めるグレッグ・ブラウン氏
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 おなじみの「ツ、ツ、ツ、ギョー!」が初回に飛び出した。パ軍のラジオ実況を務めるアナウンサーのグレッグ・ブラウン氏(60)の名調子だ。

 「パイレーツが筒香と契約して彼の名字を聞いた時、すぐに曲が思い浮かんだんだ」。8月20日の移籍後初アーチから、本人は「ツ・ツ・ツー、ギオ(TSU TSU TSUGIO)」とコールしているが、日本人には「ツツギョー」と聞こえる。「ツ」が1つ多いが、元ネタは英国のミュージシャン、フィル・コリンズの85年のヒット曲「ススーディオ」だという。

 94年からパ軍の実況アナを務めており「これは、という打者にはお決まりのホームランコールを作ってきた」。筒香に確認したところ、フィル・コリンズも曲も「知っている」との答えで、本人公認となった。地元ファンから「正しく発音できていない」との批判もあるという。そんな中でもフィル・コリンズの曲だと察してくれる人もおり「『ススーディオ』は私の好きな曲。同じ音程とリズムで楽しくホームランを伝えたかった」と話した。

 ブラウン氏も来季の筒香のパ軍残留を望む一人。「私は日本の人の野球への考え方が好き。ヨシが残ることで打つだけでなく、良いチーム文化を育む手助けもしてくれると思う」。来季も「ツ・ツ・ツー、ギオ」のコールを響かせたいと願っている。(奥田 秀樹通信員)

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2021年9月7日のニュース