巨人 エース菅野の出場選手登録を抹消 今季4度目 自身初、2試合連続で3回もたず

[ 2021年7月2日 15:48 ]

<巨・広>3回途中降板した菅野(左)は桑田投手チーフコーチ補佐に声をかけられる(撮影・島崎 忠彦)
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 日本野球機構(NPB)は2日、セ・パ両リーグの出場選手登録および抹消を発表し、巨人のエースで東京五輪の侍ジャパンメンバーに選出されている菅野智之投手(31)が今季4度目の抹消となった。

 菅野は1日に出場選手登録され、同日の広島戦(東京D)に先発登板。本拠・東京ドームでの広島戦は通算10勝2敗と得意にしていたが、初回わずか5球で先制を許すと、3回には西川、鈴木誠に2本塁打を浴びて今季最短となる2回1/3で6安打4失点降板。その後、チームが逆転勝利を収めて黒星は消えたものの、何度も首をひねり、直球のMAXも145キロにとどまった。前回登板した6月13日のロッテ戦(ZOZOマリン)でも2回2/3を4安打4失点。広島戦は侍ジャパンの建山義紀投手コーチ(45)も視察していたが、2試合連続で3回もたなかったのはプロ9年目で初の屈辱となっていた。

 菅野は開幕直後の3月30日に足の違和感、5月8日に右肘の違和感、6月16日には自ら再調整を申し出て登録を外れており、今回が今季4度目の登録抹消となる。今季ここまでの成績はすべて先発で9試合に登板し、2勝4敗、防御率3・29。

 なお、菅野はこの日、ジャイアンツ球場で行われた練習に参加。野上、中川ら故障班とともに汗を流した。

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2021年7月2日のニュース