“魔タカ…”天敵・光成にソフトB9連敗 9回同点機に痛恨走塁ミス 5度目零敗で貯金ゼロ逆戻り

[ 2021年7月2日 05:30 ]

パ・リーグ   ソフトバンク0ー1西武 ( 2021年7月1日    ペイペイD )

<ソ・西>初回2死二塁、一ゴロに倒れるソフトバンク・栗原(左は高橋)(撮影・岡田 丈靖)
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 走塁ミスがソフトバンクの反撃ムードに水を差した。0―1の9回1死から西武の守護神・平良から柳田が左前打。代走に佐藤直が送られた。中村晃が左前打で続き、佐藤直は一気に三塁を狙うもスライディング後に離塁してアウトの判定。後続も倒れ、工藤監督は「普通に滑ればセーフ。滑って勢い余って足が離れて」とため息をついた。

 焦りから生まれたプレーだったのか。前夜15安打9得点した打線が先発・高橋の前に8回まで1安打無得点に封じられた。安打は初回に先頭・三森が放った左前打だけ。3者凡退が5度もあった。高橋にこのカード9連勝を許す結果となり、工藤監督は「投手目線で見ると、変化球に詰まるということは狙いが外れているのかと。直球にはより遅れるので投手心理からすると凄く楽」と嘆いた。

 計3安打で今季5度目の零敗。2カード連続の負け越しで貯金ゼロに逆戻り。約1カ月半ぶりの本拠地での有観客試合を白星で飾れず、首位・オリックスとのゲーム差は今季最大の4と開いた。

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2021年7月2日のニュース