広島・誠也 ファンに“ヤジらせない”野球を約束!「前みたいにすごい声援のある球場に」

[ 2021年7月2日 21:37 ]

セ・リーグ   広島7-1阪神 ( 2021年7月2日    マツダ )

<広・神(8)> お立ち台で笑顔の鈴木誠
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 広島の鈴木誠也外野手(26)が、2日の阪神戦で勝利し、お立ち台でファンに巻き返しを宣言した。

 インタビューの最後に、抱負を聞かれた鈴木誠は「ここまで不甲斐ない試合ばかりで、ファンの皆さんを悲しませている試合がたくさんありますけど、これからしっかり、みんなで頑張って、皆さんを喜ばせるようなプレーをしっかりする」と抱負。さらに続けて「前みたいにすごい声援のある球場になってもらいたいので。今は“ヤジ”ばかりなので、少しは良い声援を送ってもらえるように僕たちも頑張っていきたいなと思います」と話し、場内から拍手が沸き起こった。広島はここまで72試合で24勝39敗9分けと最下位に低迷。残りのシーズン半分での巻き返しを誓った。

 この日は主砲らしい働きを見せた。2回先頭で、西勇から先制弾となる12号ソロを左翼席場外へ運んで口火を切った。その後は打線が爆発し、この回2度目の打席となった鈴木誠が、2死満塁から走者一掃の適時二塁打を放ち、1イニングで7得点を奪った。

 新型コロナウイルスのワクチン接種による副反応から、6月26日の中日戦で復帰し、これで6戦4発の量産態勢。価値あるダメ押し打についても「みんなが良い場面でつないでくれたので、積極的にスイングしていこうと思った結果が、ああいう風になった」と喜んでいた。

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