巨人 逆転Vへ3日にも3カ月ぶり首位奪回へ 最大8差から巨人○阪神●で“4毛差”入れ替わり

[ 2021年7月2日 20:50 ]

<D・巨(11)雨天中止>室内練習場でトレーニングをする巨人投手陣 (球団提供)
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 逆転でのリーグ3連覇を狙う2位・巨人は2日に予定されていたDeNA戦(神宮)が雨天中止。首位・阪神が広島に敗れたため、3日にも首位に浮上する可能性が出て来た。

 巨人はここまで75試合を終え、39勝26敗10分けで勝率・600。一方、この日敗れた阪神は73試合43勝27敗3分けの勝率・614で、仮に3日のDeNA戦(神宮)で巨人が勝ち、阪神が広島戦(マツダ)に敗れると巨人の勝率は・6060となり、同・6056の阪神を4毛上回る。

 巨人は阪神との直接対決に敗れた6月18日に最大8ゲーム差がついたが、翌19日の同戦から昨年9月以来となる破竹の8連勝。原辰徳監督(62)は5ゲーム差だった6月24日に「ひとつの目安は3。3以下になるとゲーム差なんてあってないようなもの」と阪神とのゲーム差について前半戦中の目標値を掲げていたが、直近10試合で9勝1敗(勝率・900)と快進撃が続いている。一方、阪神は直近10試合で3勝6敗1分け(同・333)と失速気味だ。

 巨人は3日に対戦するDeNAとは今季開幕から10戦負けなし(7勝3分け)。DeNAは今季初の5連勝中だが、相性の差がどう出るか。巨人は今季3勝1敗、防御率3・32のメルセデスがスライド登板、DeNAは今季2勝1敗、防御率3・67の阪口が予告先発。なお、巨人が3日に首位浮上となれば開幕直後の4月1日以来93日ぶりとなる。

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2021年7月2日のニュース