菊池雄星 7回1失点、6勝目の権利持って降板 大谷ライバルのゲレロに安打許さず

[ 2021年7月2日 05:04 ]

ア・リーグ   マリナーズ―ブルージェイズ ( 2021年7月2日    バファロー )

<ブルージェイズ・マリナーズ>7回1失点と好投した菊池(AP)
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 マリナーズの菊池雄星投手(30)が1日(日本時間2日)、バファローでのブルージェイズ戦で今季15度目の先発登板。相手投手はここまで7勝4敗、防御率3・47のエース柳賢振。本塁打王争いで28本の大谷翔平につぐ、26本の3番打者ゲレロとの対決も注目された。

 対ゲレロの第1打席は初回1死走者なし、96・6マイル(約155・4キロ)の外角低め直球でストライクを取った後、92・5マイル(約148・8キロ)の内角高めのカットボールで遊ゴロ。第2打席は4回の先頭打者、2球目にこの日の最速98・8マイル(約159キロ)が出たが、3―1からカットボールが外れて四球。第3打席は6回1死一塁、87・4マイル(約140・6キロ)のチェンジアップを空振りさせた後、83・4マイル(約134・2キロ)のスライダーで遊ゴロ併殺打。ゲレロにヒットを許さなかった。

 菊池は初回先頭のセミエンに91・4マイル(約147・1キロ)のカットボールを左越え本塁打とされたが、その後は2回から7回まで「0」を続けた。カットボールやスライダーで10個の内野ゴロを打たせている。7回を投げ、5安打1四球6奪三振、1失点。ブルージェイズ打線を圧倒し、5対1、6勝目の権利を持って降板した。今季の防御率は3・18。一方の柳賢振は4回5失点(自責4)KO、菊池が投げ勝った。

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2021年7月2日のニュース