広島 “天敵”西勇を攻略して大勝 誠也場外弾から一挙7得点 先発・玉村が2勝目

[ 2021年7月2日 20:49 ]

セ・リーグ   広島7-1阪神 ( 2021年7月2日    マツダ )

<広・神(8)> 5回、好守のバックに笑顔で声をかける玉村(撮影・大森 寛明)
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 広島が、2日の阪神戦に7-1で勝ち、3連戦の初戦を取った。

 打線が2回に爆発した。先頭の鈴木誠が、阪神先発の西勇から左翼席場外へと運ぶ12号の先制ソロを放つと、2死満塁から菊池涼が2点適時打。さらに西川も適時打でつなぎ、再び2死満塁の好機をつくると、鈴木誠が走者一掃の適時二塁打。2回だけで7点を奪い、試合の流れを奪った。

 大量リードを守ったのが先発の玉村だ。毎回、走者を背負いながらも、粘りの投球で7回を7安打1失点。試合の流れを手放さず、2勝目を手にした。

 広島にとって大きかったのは西勇の攻略だ。広島相手には通算11勝2敗(1日まで)で、今季もここまで2戦で防御率0・60とほぼ完璧に抑え込まれていた天敵を撃破。流れを変える大きなターニングポイントとなった。

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