中日　今季ワーストタイ4連敗で借金9まで後退　先発・柳が4回降板の誤算で反撃及ばず

セ・リーグ   中日3－9ヤクルト （ 2021年7月2日    バンテリンD ）

＜中・ヤ（12）＞交代を告げ、グラウンドを見つめる与田監督（撮影・椎名　航）
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　投手陣が崩れ、今季ワーストタイとなる4連敗。借金は今季最多を更新する9にまで膨れ上がった。

　チーム勝ち頭の先発・柳の乱調が誤算だった。初回に先制点を失うと、味方が2点差に迫った4回にも失点。毎回失点を喫し、今季最短タイの4回で降板。ともに今季ワーストタイとなる8安打5失点だった。3―5の5回から2番手で登板した山本もヤクルト打線の勢いを止めることはできず、6回に長短4安打を集められて4点を失った。

　打線は3、4回とともに失点直後に得点。粘りを見せ、ヤクルト先発・高橋を4回途中でマウンドから引きずり下ろしたが、リリーフ陣を打ち崩すことはできなかった。